従来からの入れ歯やブリッジに替わる方法として、失った歯を回復するために開発された治療法です。歯を失った顎の骨に、体になじみやすい材料(生体材料)で作られた歯根の一部、または全部を埋め込み、それを土台にセラミックなどで作った人工歯を取り付けます。
インプラントは、基本的に3つのパーツでできています。3つのパーツとは、顎骨の中に埋め込む部分である歯根部(=インプラント体)、インプラント体の上に取り付ける支台部(=アバットメント)、歯の部分にあたる人工歯(=上部構造)です。
インプラントは1965年から臨床応用が始まり、現在では国際的に広く認められています。
日本では1983年に治療が開始されています。